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公開済み 2026-02-11

AIの出力が「薄いな...」と感じたら試してほしい、たった3つのプロンプト改善ポイント

「AIに頼んだのに、結局ぜんぶ自分で書き直してる...」

こんにちは、ありぽんです!

突然ですが、こんな経験ありませんか?

  • ChatGPTにブログ記事を頼んだら、どこかで読んだような薄い文章が返ってきた
  • AIでメールの下書きを作ったのに、結局ゼロから書き直した
  • 議事録の要約を頼んだら、元の文章をちょっと短くしただけのものが出てきた

...はい、全部わたしのことです。

正直に言うと、半年前のわたしは「AIって思ったより使えへんな...」と本気で思ってました。仕事でAI使ってるのに、ですよ?

恥ずかしい話、「いい感じにまとめて」って毎回投げては、返ってきた文章にため息ついてた。

でもある日、先輩に「ありぽん、それAIが悪いんちゃうで。渡し方やで」って言われたんです。

そこから少しずつプロンプト(AIへの指示文)の書き方を変えてみたら、マジで出力が別物になりました。この記事では、わたしが実際に効果を感じた「たった3つの改善ポイント」を、ビフォーアフター付きで紹介していきます!

AIの出力が「薄く」なる、たった1つの根本原因

「AIの出力が薄い」って感じるとき、原因はほぼ1つに集約されます。

AIに渡す情報が足りてない。

これだけ。ほんまにこれだけなんです。

たとえば、レストランで「なんかおいしいやつください」って注文したら、どうなります? 店員さんは困りますよね。和食がいいの? 辛いのはOK? 予算は? アレルギーは? わからんことだらけ。

AIもまったく同じ。「いい感じにブログ書いて」って言われても、誰に向けて? 何文字で? どんなトーンで? 全部わからへんから、無難で当たり障りのない文章を返すしかないんですよ。

読者のみなさんにも心当たりがあるんちゃうかな。

  • 副業で記事を納品したら「もう少し具体的に」って差し戻された
  • 会社でAI使って企画書作ったけど、結局自分で全部直してる
  • ネットで拾ったプロンプトのテンプレ使ってるのに、なぜかハマらない

これ全部、根っこは同じ。AIに渡してる情報が足りてないだけ。

逆に言えば、必要な情報をちゃんと渡すだけで、出力は劇的に変わります。 AIは察してくれません。でも、ちゃんと伝えたら、ちゃんと返してくれる。そういう道具なんです。

出力が激変する「3つの情報」 ── 目的・背景・出力形式

「情報を渡せって言われても、何を渡せばいいの?」ってなりますよね。

プロンプトに含める要素は、本格的にやろうとすると7つくらいある。でも、全部を毎回書く必要はありません。わたしの体感では、まずこの3つを押さえるだけで、出力の品質が60点から85点くらいに跳ね上がる。

1. 目的(何を達成したいのか)

「ブログ記事を書いて」じゃなくて「集客用のSEO記事の構成案がほしい」。これだけで、AIは方向性を絞れるようになります。

目的がないと → AIは「とりあえず汎用的な文章」を出すしかない。

2. 背景(誰に・何のために・どんな状況で)

「お礼メールを書いて」と「先週の展示会で名刺交換した、情報収集段階の相手へのフォローアップメールを書いて」。全然ちゃうやん?

背景がないと → 誰にでも送れる=誰にも刺さらないテンプレ文になる。

3. 出力形式(どんな形で返してほしいか)

文字数、構成、トーン、箇条書きか表か段落か。ここを指定しないと、AIは「無難な中間値」で出してくるんですよね。

出力形式がないと → 長すぎたり短すぎたり、用途に合わない構成になりがち。

プロンプトを送る前の3秒チェック

  • 目的: 何を達成したいか書いた?
  • 背景: 誰に、何のために、どんな状況か書いた?
  • 出力形式: 文字数、構成、トーンを指定した?

たった3つ。これだけで本当に変わるので、騙されたと思って試してみてほしい!

実際にやってみた。ビフォーアフターで見るプロンプト改善

「3つの情報を渡せばいいのはわかった。でも具体的にどう変わるの?」

ここからは、実際のビフォーアフターを3パターンお見せします。

事例1: ブログ記事の構成案(副業ライターさん向け)

Before: いつもの雑な指示

ブログ記事を書いて

これだと、誰に向けたものかもテーマもわからないから、AIは「〜について解説します」みたいな、特徴ゼロの記事を返してくる。副業で納品したら、まず間違いなく差し戻しコース。

After: 3つの情報を足したプロンプト

あなたはSEOに詳しいWebライターです。
「一人暮らし 自炊 時短」のキーワードで検索する20代会社員向けに、
ブログ記事の構成案を作成してください。

# 条件
- H2見出しを5つ程度
- 各見出しの下に、そのセクションで伝えるべきポイントを2〜3行で記載
- 読者が「今日から試せる」と感じる具体性を重視
- 全体の想定文字数: 3,000字程度

たったこれだけ足すだけで、ほんまに別物になるんですよ。「誰に向けて」「何のために」「どんな形で」が揃うと、AIは的確に応えてくれる。わたしも初めてこれやったとき、「え、同じAIから出てきた?」ってびっくりしました。

事例2: 取引先へのフォローアップメール(ビジネス職の方向け)

Before: よくあるやつ

お礼メールを書いて

出力はテンプレ的な社交辞令。「先日はありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。」...うん、これはAIに頼む意味がない。

After: 背景をしっかり渡す

以下の状況に合わせた、取引先へのフォローアップメールを書いてください。

# 状況
- 先週の展示会ブースで15分ほど会話した相手
- 相手は情報収集段階で、まだ導入検討は始まっていない
- 会話では「今のツールの管理画面が使いにくい」という課題を話していた
- 当社製品は管理画面のUI/UXに強みがある

# 条件
- 件名 + 本文200字以内
- 押し売り感を出さない。次のアクション(資料送付 or デモ)への自然な導線
- 相手の課題に触れつつ、具体的な解決イメージを1文で伝える

「背景」を渡すだけで、こんなに温度感が変わる。相手の課題に触れているから、「あ、ちゃんとうちの話聞いてくれてたんだ」って思ってもらえるメールになるんですよね。これ、上司に見せたら「お前いつの間にこんなメール書けるようになったん」って言われましたからね。笑

事例3: 議事録からのアクションアイテム抽出(フリーランスの方向け)

Before: 丸投げパターン

この議事録をまとめて
[議事録テキスト貼り付け]

返ってくるのは、元の議事録をちょっと短くしただけの「要約」。これ、欲しかったのはそれちゃうねん。

After: 出力形式を指定する

以下の会議議事録から、アクションアイテムを抽出してください。

# 出力形式
| 担当者 | アクション内容 | 期限 | 備考 |
のテーブル形式で出力してください。

# ルール
- 明示的に「誰が」「何を」「いつまでに」と発言された内容のみ抽出
- 暗黙の合意や「検討する」だけの発言はアクションアイテムに含めない
- 期限が明言されていない場合は「未定」と記載

[議事録テキスト]

出力形式を指定するだけで「使える」に変わる。知らんかったらもったいないやん! わたしはこのテクニック覚えてから、会議後の作業時間が半分以下になりました。テーブル形式でぱっと出てくるから、そのままチームに共有できる。

3事例のビフォーアフター比較。左側にBeforeの短い雑なプロンプト、右側にAfterの構造化されたプロンプトを並べたレイアウト

「それでもうまくいかん...」ときの2つの奥の手

3つの情報を押さえても、「なんかまだ微妙やな...」ってときはあります。わたしもあります。そんなときに使える奥の手を2つだけ紹介させてください。

奥の手1: AIに質問させる(ゴールシークプロンプト)

「そもそも何を伝えたらいいかわからん!」って場面、ありますよね?

そういうときは、自分で頑張って情報を整理しなくてOK。AIに「何を聞けばいい?」って聞けばいい。 この逆転の発想、めちゃくちゃ使えます。

コピペでそのまま使えるテンプレートがこちら。

私は[達成したいゴール]を実現したいと考えています。
あなたの目的は、私にとって最高の結果を出すことです。
そのために、まず以下を行ってください:
1. 最適な出力を生成するために、私に確認すべき質問をリストアップしてください
2. 私の回答を踏まえて、最適なプロンプトを生成してください

[達成したいゴール]の部分を入れ替えるだけ。たとえば「クライアント向けの提案書を作りたい」って書けば、AIが「業界は?」「予算感は?」「競合は?」って聞いてくれる。

ゴールシークプロンプトの実行画面。AIが質問を返してくる様子のスクリーンショット

これ、自分で情報を整理するのが苦手な人ほど効きます。わたしも最初は「AIに聞き返されるの、なんか負けた気分...」って思ってたけど、使ってみたら全然違った。AIとの対話で自分の考えが整理されていく感覚、ちょっとクセになりますよ。

奥の手2: 一発勝負をやめる(段階的に深堀る)

「プロンプト1回で完璧な出力を出したい」って気持ち、わかります。でも、ぶっちゃけそれが一番の落とし穴。

複雑なタスクほど、ステップを分けたほうが圧倒的に品質が上がる。

  1. まず骨格・アウトラインを出させる
  2. 各セクションを個別に深堀りする
  3. 全体の整合性をチェックさせる

さらに裏ワザとして、AIに自分の出力を自己レビューさせるのもおすすめ。

この文章に足りない要素は何ですか?
弱点を3つ指摘して、改善版を作ってください。

これをやると、AIが自分のアウトプットの穴を見つけて埋めてくれる。わたしは企画書を作るとき、必ずこの「セルフレビュー」ステップを挟むようにしてます。最初から100点を目指すんじゃなくて、60点→80点→90点と上げていく。このほうが、結果的に速いし品質も高いんですよね。

ありぽんの一言

ここまで読んでくれてありがとうございます!

最後にひとつだけ伝えたいことがあって。

わたしも最初は「プロンプトの正解」を探し回ってました。ネットで「最強のプロンプト テンプレート」とか検索しまくって、コピペして、でも結果は微妙で。「やっぱりAI向いてないんかな」って凹んだ夜もあります。

でも今は思うんです。大事なのは「完璧なプロンプトを書く力」じゃなくて、「ちょっとずつ良くしていく力」なんやと。

今日のプロンプトに「目的」を1行足すだけでいい。明日は「背景」を2行追加してみる。それだけで、AIの返してくれるものは確実に変わっていきます。

ちなみに、この3つの改善ポイントはどのAIでも使えます。ChatGPTでもClaudeでもGeminiでも。まずは自分がよく使うやつで試してみてくださいね。ただし1つだけ注意。AIの出力は必ず自分でファクトチェックしてください。もっともらしいけど事実と違う情報が出ることがあるので(ハルシネーションといいます)、特に数字や固有名詞は要チェックですよ。

完璧じゃなくていいから、今日1つだけ試してみてください。応援してます!


もっと深く知りたい方へ: 今回は「考え方」中心やったけど、有料記事のほうで営業・ライター・マーケ・人事向けのプロンプトテンプレートを実例付きで出してます。「自分の職種にピッタリのテンプレがほしい!」って方はぜひ覗いてみてください。


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ほなね〜!


記事メタ情報
タイトル AIの出力が「薄いな...」と感じたら試してほしい、たった3つのプロンプト改善ポイント
サブタイトル 「目的・背景・出力形式」を渡すだけで、AIの返答が別物になった話
タグ
AI活用プロンプトChatGPT仕事効率化初心者向け
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